映画『 マイティ・ソー/ダーク・ワールド 』はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの8作目であり、『 マイティ・ソー 』シリーズの2作目になります。
クリス・ヘムズワースが雷神ソーを引き続き演じ、監督はアラン・テイラー。
『 マイティ・ソー 』『 アベンジャーズ 』で人気を不動のものにした悪戯の神ロキが再び登場し、彼の動向が注目された本作、映画『 マイティ・ソー/ダーク・ワールド 』をご紹介いたします 。
あらすじ
“アベンジャーズ”の戦いから1年。
ロンドンで原因不明の重力異常が発生し、天文物理学者のジェーンが調査に当たるが、地球滅亡の鍵となる“ダーク・エルフ”の力をその身体に宿してしまう。
恋人の身を案じたソーはジェーンをアスガルドへと連れていくものの、家族や故郷を危機にさらし、宿敵である弟ロキの力を借りる事になる。
予告映像
登場人物 (キャスト)
ソー・オーディンソン
(クリス・ヘムズワース / 日本語吹き替え 三宅健太)
惑星アスガルドの第1王子。ソーはアスガルド人の中でもパワー、耐久力ともにトップクラスであり、武器に飛行機能、雷撃を発する極めて高い強度のハンマー“ムジョルニア”を持つため、アスガルド最強と称されるほどの戦闘力を持つ。今でも想い続けているジェーンと2年ぶりの再会を果たす。
ジェーン・フォスター
(ナタリー・ポートマン / 日本語吹き替え 坂本真綾)
ソーの恋人である天文物理学者。本作ではイギリスのロンドンを中心に活動している。惑星直列の影響による出来事によって、マレキスらダーク・エルフとの戦いに巻き込まれていく。
ロキ
(トム・ヒドルストン / 日本語吹き替え 平川大輔)
アスガルドの第2王子にして、ソーの弟。 母のフリッガから教わった魔法の使い手であり、特に幻術で敵を惑わせる戦法を常用するトリックスター。地球に多大な被害を与えたことで捕縛され、アスガルドに幽閉されている。
マレキス
(クリストファー・エクルストン / 日本語吹き替え 相沢まさき)
スヴァルトアールヴヘイムのダーク・エルフの支配者。エーテルを感じ取り、体内に取り込んで操ることができる。5000年前に惑星直列とエーテルを利用して、九つの世界を暗黒に閉ざして支配しようとしたが、アスガルド軍との戦闘でエーテルを奪われて自軍も窮地に陥ったことで撤退し、長年の間眠りについていた。
オーディン
(アンソニー・ホプキンス / 日本語吹き替え 浦山迅)
アスガルドの国王。ソー、ロキの父親。強大なパワーは健在だが、身体が弱っている様子も見せる。
フリッガ
(レネ・ルッソ / 日本語吹き替え 滝沢久美子)
アスガルドの王妃。夫のオーディンと共に、ソーとロキを分け隔てなく育てた良妻。熟練した魔女でもあり、有事の際に必要とあらば自らも優れた剣術と幻術を披露して戦う実力者。
ヘイムダル
(イドリス・エルバ / 日本語吹き替え 斉藤次郎)
アスガルドの戦士にして、ビフレスト(他の世界への移動時にのみ発生するエネルギー体の橋)とヘミンビョルグ(ビフレストを起動する場所)の番人。千里眼であるオレンジ色の瞳で宇宙中の星々のあらゆる出来事を見据え、遥か遠方にいる者の思念を感じ取ることができる。
アルグリム / カース
(アドウェール・アキノエ=アグバエ)
マレキスの腹心のダーク・エルフ。マレキスの命を受けてアスガルドへ潜入する。
エリック・セルヴィグ
(ステラン・スカルスガルド / 日本語吹き替え 金子由之)
天文物理学者。ジェーンの亡くなった父の同僚だったことから、彼女の父親替わりの良き理解者。出会ったソーにビールを奢って飲み交わし、彼の地球での親しい友人の一人となった。本編開始の直前から惑星直列の到来に対処するため独自に活動していたが、以前ロキに洗脳された後遺症により調査先を全裸で狂乱しながら駆け回って逮捕され、精神病院に収容されてしまっていた。
ダーシー・ルイス
(カット・デニングス / 日本語吹き替え 田村睦心)
ジェーンの親友の大学生で、本作でも彼女の研究をサポートし、自身もインターンのイアンを引き連れるようになった。
シフ
(ジェイミー・アレクサンダー / 日本語吹き替え 北西純子)
アスガルドの戦士。幼馴染でもあるソーへ密かに想いを寄せる女性である。
ホーガン
(浅野忠信 / 日本語吹き替え 浅野忠信)
惑星ヴァナヘイム出身の戦士。ウォーリアーズ・スリーの一人でソーの友人。故郷の暴動を制した後に帰郷する。
ヴォルスタッグ
(レイ・スティーヴンソン / 日本語吹き替え 咲野俊介)
アスガルドの戦士。ウォーリアーズ・スリーの一人でソーの友人。
ファンドラル
(ザッカリー・リーヴァイ / 日本語吹き替え 遠藤大智)
アスガルドの戦士。ウォーリアーズ・スリーの一人でソーの友人。
イアン・ブースビー
(ジョナサン・ハワード / 日本語吹き替え 佐藤せつじ)
ダーシーのインターンを務める青年で、本作では彼もコミックリリーフ的役割を担い、ダーシーたちと行動する。
リチャード
(クリス・オダウド / 日本語吹き替え 山岸治雄)
ジェーンの求婚者であるサラリーマン。
ボー
(トニー・カラン / 日本語吹き替え 石田圭祐)
北欧神話の男神“ボル”のモデルである、オーディンの父にして、アスガルドの先代国王。5000年前にダーク・エルフに対し、自軍を率いて戦いを挑んだ。
タニリーア・ティヴァン / コレクター
(ベニチオ・デル・トロ / 日本語吹き替え 石住昭彦)
採掘コロニー“ノーウェア”を拠点に、珍しい物品や様々な生物を収集する不老不死のヒューマノイド型宇宙人。
監督
アラン・テイラー
代表作:
パルーカヴィル (1995年) 監督
セックス・アンド・ザ・シティ (1999~2003年) 話数監督
帽子を脱いだナポレオン (2001年) 監督・脚本
ゲーム・オブ・スローンズ (2011~2017年) 話数監督
ターミネーター:新起動/ジェニシス (2015年) 監督
公開情報
上映時間 : 112分
公開日 : 日本 2014年2月1日
: アメリカ 2013年11月8日
見どころ
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』は、前作『マイティ・ソー』から物語の奥深さはもちろん、ソーを始めとしたメインキャラを深く堀り下げており、人物描写に重きを置いた作品になっております。
ソーとジェーンの恋愛関係、新たな敵”ダークエルフ”と謎のキーアイテム”エーテル”の出現、そして弟ロキは再び裏切るのか?といったみどころが用意されています。
なかでも『マイティ・ソー』『アベンジャーズ』を経てマーベルファンの間で圧倒的人気キャラクターになった、トム・ヒドルストン演じる“ロキ”の行動と選択に驚き、繊細な内面を見せ、視聴者は感情を揺さぶられること間違いないです!主役はソーですが、筆者はロキを裏主人公と思っているほど彼の魅力が詰まった映画ではないかと思っております。
ソーの戦闘描写は健在で、神ならではの超人パワーはエンタメとして最高です。武器ムジョルニアの描写が凝っていて、ラストシーンのアクションは見ていて可愛いとさえ思えてきます。
戦士として、そして精神的にも成長したソー。協力するのかそれとも再び裏切るのかハラハラドキドキさせるロキ。本作もアイアンマン、キャプテンアメリカと世界観を共有するユニバース作品ですが、ソーの世界観全開の映画になっておりますので、ソーロキ好きは必ず見るべきMCU作品になっております。
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