映画『 スパイダーマン:ホームカミング 』はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの16作目であり、MCU版『 スパイダーマン 』シリーズの1作目になります。
ピーター・パーカー / スパイダーマン役で主演に抜擢されたのは、『インポッシブル』に出演していたトム・ホランド。監督は『クラウン』『COP CAR/コップ・カー』などホラー、スリラー作品に定評のあるジョン・ワッツ。
『スパイダーマン』の実写映画作品としては、過去にサム・ライミ監督による三部作、マーク・ウェブ監督によるリブートシリーズ『アメイジング・スパイダーマン』シリーズの二部作が公開されております。本作はMCU版スパイダーマンシリーズとして再リブートされた作品でありながら、初のソニー・ピクチャーズ配給で、異例のマーベルスタジオとソニー・ピクチャーズの共同製作作品になっております。
キャプテンアメリカシリーズ三作目『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でサプライズ登場したスパイダーマンのその後が描かれており、ヒーロー活動とプライベートの両立に葛藤しながらも奮闘し、アベンジャーズに加わることを目指しています。
学生でありながらヒーローでもあるスパイダーマンの成長を描いた本作『スパイダーマン:ホームカミング』をご紹介いたします 。
あらすじ
『 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 』に参戦したスパイダーマンが今作の主人公。15歳のピーターは、昼は普通の高校生としてスクールライフを過ごし、放課後はトニー・スターク=アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr.)からもらった特製スーツに身を包み、ニューヨークの街をパトロールする日々を過ごしていた。そんなある日、謎の敵バルチャーが出現。アベンジャーズのようなヒーローの一員として認めてもらうために、そして街や友人を救うためにピーターは立ち向かって行く。
予告映像
登場人物 (キャスト)
ピーター・パーカー / スパイダーマン
(トム・ホランド / 日本語吹き替え 榎木淳弥)
ミッドタウン高校に通う15歳の少年。ニューヨーク・クィーンズのアパートで叔母のメイと同居している。『 シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 』での成果からトニー製のハイテク・スーツを貰えたことで大きな自信を付け、アベンジャーズ入りを目指して私生活との両立に奮闘しながらも自警活動を行っている。
エイドリアン・トゥームス / バルチャー
(マイケル・キートン / 日本語吹き替え 大川透)
ウィング・スーツを身に纏った怪人・“バルチャー”として暗躍する本作のメインヴィラン。元々は残骸処理会社の経営者で、『 アベンジャーズ 』でのニューヨーク決戦の後始末を任されたにも関わらず、ダメージ・コントロール局の介入により失業してしまい、自分の家族や部下のためにと、政府に未提出だったチタウリの残骸などを再利用して利益を得ることを思い付き、それ以降は部下たちと共に自身の装着するウィング・スーツやハイテク武器を作り、犯罪者への密売を生業とするようになった。
ネッド・リーズ
(ジェイコブ・バタロン / 日本語吹き替え 吉田ウーロン太)
ピーターのクラスメイトにして親友。学力コンテスト・チームの一員でもある一般的な高校生。
ミシェル・ジョーンズ
(ゼンデイヤ / 日本語吹き替え 真壁かずみ)
ピーターのクラスメイトで、学力コンテスト・チーム仲間。少々根暗な一匹狼で、居残り常習犯でもあるが、博識且つ勉強熱心。
リズ
(ローラ・ハリアー / 日本語吹き替え 美山加恋)
ピーターが恋い焦がれるミッドタウン高校の女生徒のマドンナ的存在。成績優秀な学力コンテスト・チームのリーダー格。
ユージーン・“フラッシュ”・トンプソン
(トニー・レヴォロリ / 日本語吹き替え 畠中祐)
ピーターのクラスメイトの一人。金持ちであることを鼻にかけて大口を叩き、ピーターに何かと突っかかる。
ベティ・ブラント
(アンガーリー・ライス / 日本語吹き替え 水瀬いのり)
ピーターが通うミッドタウン高校のニュースチャンネルのパーソナリティー。
ロジャー・ハリントン
(マーティン・スター / 日本語吹き替え 長野伸二)
ミッドタウン高校の学力コンテスト・チームの顧問である、教え子思いの良き教師。『インクレディブル・ハルク』ではカルバー大学の学生で、ブルース・バナーに大学の研究室のパソコンを貸与していた。
ハーマン・シュルツ / ショッカー(二代目)
(ボキーム・ウッドバイン / 日本語吹き替え 諏訪部順一)
トゥームスの部下で、開発された武器の売り渡しを担当する。粛清されたブライスに代わって“ショッカー・ガントレット”を引き継ぎ二代目“ショッカー”になる。
フィニアス・メイソン / ティンカラー
(マイケル・チャーナス / 日本語吹き替え 山本満太)
トゥームスの部下で、その腕を振るい、回収されたチタウリやウルトロンの残骸を再利用したさまざまなハイテク武器の開発と、回収作業における現地情報のナビゲーションを担当している。
ジャクソン・ブライス / ショッカー(初代)
(ローガン・マーシャル=グリーン / 日本語吹き替え -)
トゥームスの部下で、シュルツと共に開発された武器の売り渡しを担当し、最初にショッカー・ガントレットを使用していた男。
アーロン・デイヴィス
(ドナルド・グローヴァー / 日本語吹き替え 渡邉隼人)
バルチャーの一味と武器の取引を行った、窃盗の前科を持つ男性。
マック・ガーガン
(マイケル・マンド / 日本語吹き替え 青山穣)
トゥームスの取引相手である、多数の犯罪歴を持つ殺人鬼で、首元にサソリの刺青を掘っている。
カレン
(ジェニファー・コネリー / 日本語吹き替え 井上喜久子)
スパイダーマンのハイテク・スーツに内蔵されていたAI。
メイ・パーカー
(マリサ・トメイ / 日本語吹き替え 安藤麻吹)
ピーターの叔母にして育ての親。ピーターを実の子のように愛情をもって接する。
ハロルド・“ハッピー”・ホーガン
(ジョン・ファヴロー / 日本語吹き替え 大西健晴)
トニーの運転手兼親友。本作ではピーターのお目付け役兼アベンジャーズ・タワーの引っ越しの管理を行っている。
トニー・スターク / アイアンマン
(ロバート・ダウニー・Jr / 日本語吹き替え 藤原啓治)
巨大複合企業“スターク・インダストリーズ”会長にして大富豪の天才発明家兼慈善家。自らが発明したパワードスーツを装着し、“アイアンマン”として戦うアベンジャーズの協同リーダー。ピーターが着用しているスパイダーマン用ハイテク・スーツは映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて、彼が託したもの。
監督
ジョン・ワッツ
代表作:
Clown(2014)脚本・監督
Cop Car(2015)脚本・監督
Spider-Man: Far From Home(2019)監督
Spider-Man: No Way Home(2021)監督
公開情報
上映時間 : 133分
公開日 : 日本 2017年8月11日
: アメリカ 2017年7月7日
見どころ
映画『スパイダーマンホームカミング』は、若きスパイダーマンの成長と戦いを描いた鮮やかなエンターテイメント作品です。主人公ピーター・パーカーは、普通の高校生としての生活とヒーローとしての責任の両立に奮闘します。
トム・ホランドの演技は魅力的で、彼のピーター・パーカーは純粋で活気に満ちた若者として描かれています。彼は超人的な能力を手に入れたばかりの駆け出しのスーパーヒーローであり、その戸惑いと成長が感情的に描かれます。また、物語の中心には、マイケル・キートン演じるヴァルチャーが登場します。彼はスパイダーマンの強力な敵であり、壮大なアクションシーンとスリリングな追跡劇を引き起こします。ヴァルチャーは魅力的な悪役であり、彼の動機と行動の背後にある人間のドラマも描かれます。
映画はユーモアにも富んでおり、スパイダーマンのキャラクターが持つジョークや友人たちとのコミカルなやり取りが楽しめます。彼の親友ネッドや、愛らしい女性キャラクターのリズやミシェルなど、魅力的なキャスト陣が物語に彩りを与えます。さらに、本作はマーベル・シネマティック・ユニバースとのつながりもあるので、アイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr.)がスパイダーマンの成長をサポートする重要な役割を果たしています。
壮大なアクションシーン、感情的な成長の物語、ユーモアに富んだキャラクターコメディが絶妙に組み合わさった魅力的な作品です。スパイダーマンの新たな冒険と彼の魅力的なキャラクターが、観客を魅了することでしょう。
配信サービスの紹介
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