映画『ブラックパンサー』作品&登場人物キャスト&見どころ紹介【ネタばれ無し】

作品紹介
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ブラックパンサー
原題 : Black Panther



映画『ブラックパンサー』はマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)シリーズの18作目。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に初登場したワカンダ国の若き王、そしてブラックパンサーであるティ・チャラを主役とした作品です。

今作は黒人の監督による黒人を主人公にした映画として注目され、キャストや制作スタッフも大半が黒人であり、ヨーロッパやアフリカをはじめ世界中からアフリカ系のプロフェッショナルが集結。

2018年3月24日に同シリーズ『アベンジャーズ』を超え、北米で史上最高の興行成績を獲得したスーパーヒーロー映画となりました。

今までのヒーロー映画とは違った斬新な設定、多様性とグローバリズムを打ち出した作品でもある映画『ブラックパンサー』をご紹介いたします。

画像引用 : © Disney Marvel Studios


アフリカの地にある高度な科学技術を持つワカンダ王国は、何世紀も世界から孤立してきた。しかし、2018年にアメリカで起きた爆破テロに巻き込まれ、国王のティ・チャカ(ジョン・カニ)が亡くなってしまう。そして、息子のティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は、アベンジャーズの内戦後、ワカンダ王国の新国王となることが決まる。国王になるからには、ワカンダが長年守ってきた秘密を守り通さねばならないのだ。その秘密というのが、世界を変えるほどの力を持つ“ヴィブラニウム”の存在を知られないようにすること。そんな使命を背負いながら、ティ・チャラはワカンダ王国の平和を守るため、ブラックパンサーとして世界の脅威から国を守ることを決意する。

予告映像


登場人物 (キャスト)

ティ・チャラ / ブラックパンサー

(チャドウィック・ボーズマン / 日本語吹き替え 田村真)

本作の主人公である、一国の主と“ブラックパンサー”という2つの使命を持つワカンダの若き国王。
神秘のハーブを摂取したことでブラックパンサーとしての超人的な身体能力を得ており、水面下で母国をはじめ、難民を中心とした世界の人々を守っている。

エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス

(マイケル・B・ジョーダン / 日本語吹き替え 津田健次郎)

元アメリカの秘密工作員にして、アフリカ系アメリカ人の傭兵。

ナキア

(ルピタ・ニョンゴ / 日本語吹き替え 皆川純子)

ワカンダの“リバー族”の女性で、ティ・チャラの幼馴染みで元恋人。
かつてはドーラ・ミラージュに所属し、現在はワカンダのスパイ“ウォー・ドッグ”の一員として世界各国で活動している。

オコエ

(ダナイ・グリラ / 日本語吹き替え 斎賀みつき)

ワカンダの国王へ忠誠を尽くす親衛隊“ドーラ・ミラージュ”の隊長を務める最強の戦士。
ティ・チャラを含め王家からの信頼が厚く、ナキアとも親交が深い。

シュリ

(レティーシャ・ライト / 日本語吹き替え 百田夏菜子)

ティ・チャラの妹でワカンダ王国の王女。
16歳にしてヴィブラニウム工学の天才科学者・発明家でもある。

ティ・チャカ

(ジョン・カニ / 日本語吹き替え 佐々木敏)

青年期のティ・チャカ
(アタンドワ・カニ / 日本語吹き替え 滝知史)

ティ・チャラとシュリの父親。
ワカンダ王国の先代王にして先代ブラックパンサー。
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でのソコヴィア協定署名式で起こった爆破テロで命を落とした。

ラモンダ

(アンジェラ・バセット / 日本語吹き替え 幸田直子)

ティ・チャラとシュリの母親でワカンダ王国の女王。
先代国王で夫のティ・チャカを亡くした悲しみにくれながらも、持ち前の慈悲深さでティ・チャラやシュリを優しく支え、リーダーシップと穏やかさで評議会の人々もまとめる。

ズリ

(フォレスト・ウィテカー / 日本語吹き替え 玄田哲章)

ワカンダの王位継承の儀式を取り仕切る高僧で、ティ・チャカの側近でもあった長老的存在。
ティ・チャラの良き教育係にして相談相手でもある。

ウンジョブ

(スターリング・K・ブラウン / 日本語吹き替え 遠藤大智)

ティ・チャカの弟。
30年前、アメリカでウォー・ドッグとしてスパイ活動にあたっていたが、過激派組織に与しクロウと結託してヴィブラニウムを母国から盗み出していた。

ウカビ

(ダニエル・カルーヤ / 日本語吹き替え 中井和哉)

ワカンダの“ボーダー族”のリーダーにしてティ・チャラの親友。
親衛隊隊長のオコエとは恋人関係。

エムバク

(ウィンストン・デューク / 日本語吹き替え 木村昴)

ワカンダの山奥に棲むジャバリ族のリーダー。
長い間ワカンダ王家とは距離を置いてきた。

アヨ

(フローレンス・カサンバ / 日本語吹き替え 織部ゆかり)

ドーラ・ミラージュの隊員の一人。
アベンジャーズの内乱時、ティ・チャラと行動していた。

エヴェレット・K・ロス

(マーティン・フリーマン / 日本語吹き替え 森川智之)

かつて対テロ共同対策本部の副司令官を務めていたCIA捜査官。

ユリシーズ・クロウ

(アンディ・サーキス / 日本語吹き替え 広田みのる)

ヴィブラニウムの密輸を企て、南アフリカのブラックマーケットを仕切っている武器商人。
以前ウルトロンに切断された左腕には、衝撃波を放つアームキャノン内蔵の義手を装着している。
本作の30年前にワカンダに侵入し、ヴィブラニウムが保存されたボトルを大量に強奪した上でワカンダの国境を爆破して逃走した一件で、ワカンダの評議会から大罪人として認知されている。

監督


ライアン・クーグラー

画像引用 : © Disney Marvel Studios


代表作:
フルートベール駅で Fruitvale Station(2013年) – 監督・脚本
クリード チャンプを継ぐ男 Creed (2015年) – 監督・脚本・原案
クリード 炎の宿敵 Creed II (2019年) – 製作総指揮・キャラクター創造
ユダ&ブラック・メシア Judas and the Black Messiah (2021年) – 製作
スペース・プレイヤーズ Space Jam: A New Legacy(2021年) – 製作

公開情報


上映時間 : 134分

公開日 : 日本   2018年3月1日
    : アメリカ 2018年2月16日

見どころ


2016年公開の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に初登場したヒーロー“ブラックパンサー”ことティ・チャラを主役にした本作。

ヒーローである前に一国の王である彼が、政治的決断や過去の因縁、部族間の争い、過激思想に対する苦悩を描いている。
これは現実世界で起こっている国境問題、、民族間の抗争、人種問題等とリンクしており、特にアメリカ社会に多様性とグローバリズムの大きなインパクトをもたらしました。
また、ほとんどのキャストが黒人であるだけでなく、女性の強さを強調した点も本作の大きな特徴です。

ですがテーマ性や政治的な堅苦しい話だけではなく、世界観設定がとにかくぶっ飛んでいます。
超文明を持つワカンダ王国の文化の描写や衣装、美術、全てが見たことのない映像美。
超金属“ヴィブラニウム”製の新たなブラックパンサースーツを筆頭に、乗り物や武器、ガジェットも驚きの連続で新鮮でした。

本作のヴィランである“キルモンガー”の描き方も秀逸で、MCU史上最高の悪役と筆者は感じております。
国際社会へのあり方で主人公と対立するが、己の中にしっかりとした主義が存在し、映画を鑑賞した人によってはその考えに賛同する方もいらっしゃるのではないでしょうか。
完全悪とは思えないキルモンガーの存在が、本作が現代社会の映し鏡になっているひとつの要因だと感じました。

多様性とグローバリズムを打ち出し、かつSFアクションとしても大満足させてくれる超大作、映画『ブラックパンサー』。
他のMCU作品とそこまで関連性はないので、単体作品として見やすくなっています。
是非鑑賞してみてください。

ワカンダフォーエバー‼

画像引用 : © Disney Marvel Studios

配信サービスの紹介

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下記に動画配信サービスを比較した記事がありますのでこちらも参考にしていただけたら幸いです。

【VOD】動画配信サービス比較紹介

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