MCUには現実世界の概念を超越した別次元が複数存在します。
作品の舞台はもちろん、ヒーローヴィランのパワーの源であったり、ストーリーの大事な根幹にもなっており、ユニバースを拡張させる重要な要素になっております。
今回の記事ではその重要な要素である別次元をご紹介、解説したいと思います。
ミラーディメンション : Mirror Dimension
現実世界を基に作り出した仮想空間のような次元。
密接に繋がった現実世界を反映しているものの、鏡映しのように正反対の世界で、暗黒のエネルギーで成り立っている。現実世界との境目は割れた鏡のように見え、こちらから現実世界を視認することはできるが、直接的な干渉はできない。逆に、現実世界側からは干渉のみならず一切の視認も不可能。魔術師たちの修業・戦闘時や、捕らえた相手の拘束に使用され、相手と自分をこの次元に隔離することで現実世界に損害を与えず戦闘を行ったり、追手からの逃走にも有効である。スリング・リングが無ければ出入りは不可能になる反面、この次元において魔術でできることに限りがなく、暗黒次元由来の魔術の使い手は、力がより一層増幅されるため、この次元内の建造物などの構造を自在に操ることができ、彼らを相手として戦う場合は相性が悪い。
登場作品 : 『ドクター・ストレンジ』
: 『アベンジャーズ / インフィニティ・ウォー』
: 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
: 『ドクター・ストレンジ / マルチバース・オブ・マッドネス』
アストラルディメンション : Astral Dimension
肉体を離れた精神や魂などの霊的な物が存在する次元。
この次元も現実と密接に繋がっており、魔術師たちは“アストラル投射”という魔術によって、幽体離脱のように肉体から精神体“アストラル体”を分離させ、建物などの構造物を無視して自在に移動することができる。アストラル体同士では、会話や戦闘などのやりとりをすることも可能。肉体は無防備な状態で現実世界に放置されるため、敵に襲撃される危険もある。基本的に現実世界からの認識は不可能だが、この次元側から任意で姿や音声を現実世界に現すことは可能。また、壁や物体にぶつかった際の物音や衝撃はそのまま現実世界にも反映される。
登場作品 : 『ドクター・ストレンジ』
: 『アベンジャーズ / エンドゲーム』
: 『ワンダヴィジョン』
: 『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』
ダークディメンション : Dark Dimension
ドルマムゥによって呑み込まれた他の次元と混ざって形成された次元。
汚染された集団記憶の雲や、音波が静寂より実体化した物質、何のエネルギーも発していない冷たい光、取り込まれて朽ち果てた数多くの星々など、この世界とは根本的に異なる物質で満ちた暗澹とした空間で、生命体はおろか時間や生死、倫理など人間の概念・物理学法則が存在しない。
登場作品 : 『ドクター・ストレンジ』
ヌールディメンション : Noor Dimension
カマラの曾祖母アイシャ、カマラを襲う組織”クランデスティン”の故郷である別次元。
現実世界と繋がっており、”ヌールのべール”の後ろに隠れているがそれを裂くと現実世界が侵食される。カマラやクランデスティンのパワーの源でもある。
登場作品 : 『ミズ・マーベル』
新しい情報が入り次第、随時更新していきます。
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